個人年金保険と株式投資した場合を比べてみた

個人年金保険を解約するか悩むので、ざっくり計算します

我が家では積立型の保険を奥様とあわせて3本契約しています。そちらを解約し投資資金に当てた場合、どのくらい積立額に差が出るのか試算してみました。

個人年金保険を満期まで積み立てた場合

まず、年間の保険料ですが、3つの合計が¥623,458になります。満期年数、返戻率はバラバラですが計算が煩雑になるため合算することにします。

この¥623,458を35年積立た場合、累計額は¥21,821,030となり、最終的に貰える金額は¥28,564,617という商品です。元金より約131%増えたことになりますね。

個人年金保険は掛け金に応じて年末控除を受けることができますので、その金額も加えてみます。

保険料が一定額以上払い込まれている場合、私だと所得税¥8,000、住民税¥2,800が控除されます。年間¥10,800ですね。これが35年分なので\378,000になります。

これをさきほどの貰える予定金額に足すと\28,942,617となり、お得度は約133%になりました。

株式投資で同金額を利回り4%で運用した場合

次は、個人年金保険と同額を投資運用した場合を考えてみます。

元本\0で毎年¥623,458を積立、利回り4%という想定で計算してみます。

ちなみに、毎年一定金額を積み立てた場合の計算式に年金終価係数というものがあり、下記の方法で簡単に算出できます。

金額 = 積立額 × 年金終価係数
年金終価係数 = ((1 + 年利率)^年数)ー 1)÷ 年利率

が。

配当金にかかる税金はどうなるのかよくわからない為、エクセルで下記の自作計算式にて算出してみます。…多分、合ってる。

合計金額 = 前年合計金額 + 積立金額 + (((前年合計金額 + 積立金額) x 年利率) x 税金)

計算された合計金額は¥40,340,897でした。累計金額に対して約185%になります。

利回り4%はハードルが高いのでは?と思い、利回り3%でも計算してみました。

合計金額は¥34,343,516で、累計金額に対しては約176%でした。

個人年金保険を解約し投資運用すべきか

答えはYES。ということになる。気がします。

しかし、今回は単純に金額を比べてみただけなので、次回はまた別の内容で比較してみたいと思います。

それまでは勝敗は保留ということで。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする